少年部

子どもたちの作文


少年部/子どもたちの作文-15


「合気道とぼく」

 ぼくは、小学校に入学する前の春休みに、お父さんといっしょに、天道かんへ合気道の見学に行きました。生まれてはじめて見た合気道は、あい手にわざをかけたり、それをうけたりして(とてもかっこいいな。)と思いました。
 それで、小学校に入学するのと同時に天道かんへ入門しました。入門してからのさいしょのころは、知っているお友だちもいなくて、けいこに行くたびにどきどきして(やれるかな?)とふあんになっていたりしました。けいこでは、回てんうけみだけはできたけれども、うけみやわざなどはまったくできませんでした。清水先生に教えてもらって、わざは一ヶ月くらいでできるようになりましたが、うけみはなかなか上手にできなくて、いつも、いろいろな先生に、頭がたたみにつかないようにおさえてもらっていました。そして、二年生になるころに、ようやく一人で、できるようになりました。二年生になってからは、いろいろなことにもぜんぶ、みんなについていけるようになったので、とてもうれしかったです。
 一時間のけいこの中で、てい学年のぼくは、高学年のしん長の高い子と、心を合わせて組むこともあるけれども、しん長の高い子は、ひざをついてくれたり、ぼくに合わせてやってくれるので、いつもあん心してけいこができます。また、合気道で教わった立ちれいやざれいは、いつもの生活の中で、ぼくは、よくつかっています。たとえば、人と会った時に、明るく元気に心をこめてあいさつをしたり、学校ではクラスたいせんをしたりする時に、立ちれいで自分の心から強すぎない弱すぎない、相手の心にちょうどとどく気合いのとう明のボールをなげて、心のこもった「よろしくおねがいします。」を言っています。
 ぼくが目ざしているのは、一ぱん部です。夏休みの自由けいこの時に、むずかしいわざをやっているのを見て、(すごいな。)(ぼくも大きくなったらやってみたいな。)とおもったからです。
 これからも、毎週のけいこに気合いを入れて、いろいろなわざやうけみ、立ちれい、ざれいが、清水先生のようにきれいにできるようにがんばりたいです。



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